下記の記事に書きましたが、なぜこうなってしまうのか掘り下げたいと思います。
組織は上手く組むと強いがマイナスの方向に行くと脆い - オモシロきことを極める道
最近、日本電産(ニデック)の永守社長の話題がありますよね。強権を持って、命令に対してノーは言わせない。
程度の差こそあれ、私の所属する組織でも同じことが起きています。
社長の勢いや思いつきに対して、それをどう実現するかということを考える。まぁそこまではいいんですけど、どう実現するか考えるときに『それ絶対できないよね』ということが【それで行く】と決定されていることが問題なのだと思います。
なぜそれが起きるかというと、トップの幹部に対して意見を全くすることができないからです。これが絶対王君主義。
この日程で製品を出せ、試作研究費を減らせ、そのようなものに対する要求は満額回答できるものではありません。頭を使って工夫を凝らしたとしても、この部分はできないけど、こっちならできるからトータルで良い方向に行くと思います、が、現実できることとしては普通だと思います。
ただ、満額回答するために、絵に描いた餅の計画を書き、できない研究費削減のために、何も作戦がないのに試作機を減らす、そんなことがまかり通っています。
当然、試作機が減ると開発は少ない器材を使って評価することになるので、取り合いになったり、休日出勤をしてやりくりしたり、壊れたら止まる割合が大きくなるし、評価も競合するので、当然日程が遅れるというようなことが起きますね。
その遅れは、織り込まれていない。そもそも考えられていないわけです。
でまた今度はなんで遅れたんだと言う叱責を受ける。また無理な命題が出される。また実現できそうにないものが敷かれて。誰もできない問題については考えない。このループ。
それが起きてる。で、なんでこんなことが起きるのと言うふうに思ったんですが、誰も何も考えてないと言うのが真実なのでしょう。
裸の王様ですよね。そしていずれは命令するトップ自身も結果を出せなくなる。
と言うことに気づきました。
意見する人、ブレインたるマネジャー層=中間層が死んでいます。根絶やしになったのでしょう。
組織は1人でできないことが成せる大変力強いものなんですけど、逆に言えばこうなってしまうと、小学生でもわかるような「できないこと」がまかり通ってしまう(誰もその事に関して何も考えていないから。敷かれてるだけ)もろさを持っていると言うことに気づきました。
さて、このような組織に先があるかと言うと、怪しい。転職はしたくないけど、準備はしといた方が良さそうだな、と思いました。